セリューション豊胸術

セリューション豊胸の方法


皮下脂肪組織に豊富に含まれ、自己複製能力、多分化能をもつ脂肪組織由来幹細胞を移植する豊胸術です。

気になる部分から吸引したご自身の脂肪組織(主に太ももから)を脂肪吸引により採取します。

 
採取した脂肪を
A.幹細胞用とB.洗浄する脂肪(濃縮した脂肪)とに分けます。

A.幹細胞の分離
セリューション(Celution800/CRS System)により幹細胞を抽出します。
B.濃縮した脂肪
Puregraft(後述)により十分に洗浄し、老廃物などを取り除いた「濃縮した脂肪」ができます。

最後に、A+Bを混ぜてバストに注入することにより、高い生着率を実現します。
インプラントなどの人工物と違い、ご自分の組織を移植しますので拒絶反応の心配がありません。

 
 

脂肪を吸引し、それをバストに移植する豊胸術(自己脂肪細胞注入法)は、美容外科の分野では以前より行われてきました。 しかしこの方法には問題があります。 幹細胞がない脂肪細胞のみの移植は、生着率が低く、注入した脂肪の半分以上は自然吸収され、また生着しなかった細胞は石灰化してシコリとなることがあります。ボリューム面でも、安全面でも施術の効果が得られない可能性があるのです。 「脂肪組織由来幹細胞による豊胸術」では洗浄した脂肪組織とともに幹細胞を注入します。

「セリューションによる豊胸術」では、 幹細胞のみを取り出して注入します。幹細胞は、組織を再生する力、新しい血管の形成を促す力などを持っています。そのため注入した脂肪組織は、非常に高い率で生着します。
 

脂肪を注入するとき組織生着率を高めるため幹細胞をともに注入することが重要なことはご理解いただけたと思います。
しかし、そもそも幹細胞をどのようにして取り出すのでしょうか?
そのために重要になるのが、幹細胞を抽出するための医療機器です。 以前は通常細胞の処理、培養などには厳しい基準の施設が必要でした。
しかし現在では、米国のCytori Therapeutics社によって画期的な医療機器(セリューションシステム)が開発され、この最新の医療機器で脂肪組織を処理することにより、従来マニュアル作業で5~6時間かけて行われていた幹細胞の抽出が、通常のオペ室で2時間程度でこの作業を行 えるようになったのです。処理時間の短縮により、日帰り手術が可能となりました。

 
 

幹細胞を抽出するには、人体に安全な酵素が必要です。

CelutionRシステムで使われる酵素は、世界特許を取得しています。

他の機器では実験動物用が用いられているようですが、セリューションシステムでは世界的製薬会社ROCHERより製造された酵素を使用しています。

信頼ある酵素を使用することにより、より安全に幹細胞を抽出させることができるのです。

 
 

PureGraftは、短時間で純粋な濃縮した脂肪移植細胞を生成することができる画期的な技術です。

このシステムは特殊な2層の濾過を通し、血液、脂質、脂肪吸引のプロセスから生じる残骸も除去することができるので、より純粋な移植する脂肪を得ることができます。

 
 

注入する組織は、もちろんご自身の脂肪組織です。 豊胸シリコンバックや生理食塩水バックのような人工物とは全く違います。 さらに従来の自己脂肪注入術で注入される細胞分裂せず死滅しやがては吸収されてしまう脂肪細胞とも異なります。再生医療技術を利用し、処理された組織は、施術後、脂肪組織に分化したり、血管細胞に分化し、高い正着率でバストにとどまります。

いつまでも豊かで美しい本物の美胸を手に入れることが可能なのです。 また、ごくわずかな切開により組織を注入しますので、傷などもほとんど残ることはありませんので、彼やご主人に豊胸術を行ったことを疑われる心配もありません。

安全性

「再生医療」のメリットは、まずなによりも安全だということです。注入するのはご自分の脂肪組織です。 従って、豊胸バック法のようなカプセル拘縮といった異物反応などのトラブルはほとんど起こりません。また、従来の自己脂肪注入法のように後々サイズが小さくなってしまったり、固いシコリができてしまうこともありません。 そして、将来乳ガン検診を受ける際もマンモグラフィー検査を行うことも可能です。 当院では、将来的に患者様が後悔されるような豊胸法は行いません。

 

豊胸術比較

  セリューション ヒアルロン酸注入 自己脂肪注入 豊胸バッグ
サイズ
2カップ程度
×
1カップ程度
×
0.5カップ~1カップ程度

2カップ~
感触
本物の胸と同じ

本物の胸に近い

本物の胸と同じ(ただし後々にシコリができる可能性がある)
×
本物の胸に近いが違和感は残る
異物反応
ない

低い

ない
× カプセル拘縮が起こる可能性がある
持続期間
長い
×
1~2年
×
短い

比較的長い
マンモグラフィー検査
問題ない

吸収されず残った場合、胸の感触が固くなることがある

石灰化しシコリとして残ると癌と間違われることがある
×
レントゲンに薄く写り、通常断られるが、無理に行うと破損の危険がある
海外での状況 ヨーロッパで行われている 広く行われている 海外ではほとんど行われていない アメリカと日本などでは広く行われている
本院での価格 200万円 60万円~120万円 取り扱ってない 取り扱ってない
平均価格 50万円~150万円 50万円~100万円 70万~130万円
 

デメリット

これまでメリットばかりを強調してしまいました。これではあまりに不公平ですよね?ここではデメリットについても触れておこうと思います。


1.値段が高い  
2.施術を受けることが出来る病院が限られている
 

確かに他の方法に比べて値段は高めに設定されています。
最新の医療技術であり、幹細胞を抽出するために非常に高価で特殊な医療機器を使用するため、現在のところは残念ながらこのような値段設定をせざるおえない状況となってしまいます。
ただし、上の表を見ていただけば、ご理解頂けるかと思いますが、他の手法を用いた場合は様々トラブルが発生するリスクがあり、結果として施術代以上の出費が 必要になることも考えられるのです。
つまり、他の手法が値段的に安く済ませることができたとしても、本当に患者様のご希望を叶え、そしてなによりも一人の医師として自信を持って、 お勧め出来る豊胸術はこの再生医療の技術を使った「脂肪組織由来幹細胞移植による豊胸術」しかないのが現状です。
誤解を恐れず少し過激なことを言わせて頂ければ、私は他の手法で豊胸するくらいなら、豊胸を諦めた方がまだ良いのではとさえ思っております。
長年美容外科の世界に関わってきた人間としては、そう言わざるおえないくらい、他の手法と比べて患者様にとってのメリットが大きいのです。
もちろん、既に他の術式をお受けになってしまわれたかた方であっても、インプラントの入れ替えも含め、可能な限り再生医療の技術を使った「脂肪組織由来幹細胞移植による豊胸術」をお受けすることをお奨めします。

 
 

これもまた事実です。
仮にこのページをご覧になっている方がこの再生医療の技術を使った「セリューションによる豊胸術」を受けたいと思っても、実際にお住まいの近くでは受けることが出来ない可能性があります。 つまり、美容外科の分野で、この画期的な最新の医療技術を導入しているのは当院の他わずか数カ所しかないのが実情なのです。

 
 

 
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