脂肪吸引について

脂肪吸引はどのように行う?

これを読んでる方は、今さらって感じかもしれませんが...少し説明していきましょう。
お腹、太もも、お尻、二の腕、頬、あごの下などに余分にたまった脂肪を、カニューレと呼ばれる細い管を使って脂肪吸引器で吸い出す手術です。

患者様の体重や体格、診察した上で脂肪の付き方などを考慮した上で吸引量を決めて行きます。
全体的に脂肪を無くしたい人は脂肪吸引、部分的(局所的)に脂肪をなくしたい人は脂肪溶解注射、と範囲や場所によっても治療方法が異なります。
脂肪吸引の量にもよりますが、基本的に日帰り手術で行うことができます。

術後の痛みは、個人差がありますが2~3日をピークに1週間ほどで落ち着いていき、多くの方は正常な生活に戻れると思います。少量の脂肪吸引ですと、翌日からでも通常の生活が送れるはずです。

また、ダイエットと違うところは、脂肪吸引は根本的に脂肪細胞を減らしてしまうことです。
ダイエット自体では、細胞の数は変わらないので一時的に細胞が小さくなっても、油断すると再度個々の細胞はもとの大きさに戻ります。
一方、脂肪吸引は、肥満細胞自体を取り除いてしまいますのでリバウンドはしません。
ただし、今まで以上に不摂生な生活や運動もせずにいると残った細胞が大きくなることはあります。ただ、よっぽどのことがない限り以前のような体型にはなりません。

 

副作用や合併症について

副作用や合併症について 脂肪吸引後、内出血や腫れることは残念ながら避けられません。 ぶつけて怪我をしたときのことを思い浮かべてみてください。内出血に関しては、2~3日は青紫色に1週間すると緑~黄色みたいに治っていきますよね? こんな感じが患部全体になるとイメージしてくださればよいと思います。 吸引した場所は、腫れと多少のしこり、硬い部分のようなものを感じますが、次第に皮膚の緊張を取り戻し、平坦化していきますのでご安心を。個人差はありますがこれらは2~3ヶ月で解消していきます。

 

 
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